モントリオール旅行記⑤交通事情編

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(勘違いによる)プチパニックを乗り越え、ようやく到着しました、モントリオール。

モントリオール国際空港は、正式名称「モントリオール・ピエール・エリオット・トルドー国際空港」といい、エアカナダの本拠地です。

当時はまだ成田ーモントリオール便が就航していませんでしたが、その年の初夏より就航するようになったので、今はエアカナダ便を利用して直行できます。ありがたや。

元々はモントリオール・ドルバル空港という名前でしたが、2004年に再編され現在の名前になったようです。地元出身の元首相、Pierre Elliott Trudeau氏を冠してつけられたのだとか。ちなみにこの方、現在のカナダ首相の父親なのだそう(Wikipediaより)。親子で首相って優秀!

ともかくカナダ初上陸!やった!ということで綴って参りたいと思います。

空港からバスに乗るよ

空港から市街地は20kmくらい離れており、空港直通バスに乗らなければなりません。

この中央に見えるのが自動切符売り場。「Billetterie」とフランス語で上に書かれていますが、下には「Ticket」と英語でも記載があります。

このバスマークを目印とするのが、モントリオール市内の市バス・地下鉄のSTMです(英語のサイトですがわかりやすいです)。

747番が空港と市内を繋ぐ路線で、バスマークにも飛行機をあしらったものになっています。

この自動販売機ではクレジットカード使用可。レシートも出ます。現金はコインのみだったと思います。片道10ドル。ただ、この値段はワンデーパスと同じなので、乗り継いだりその後も使用する方はワンデーを買った方がお得かも。

モントリオールのバスの乗り方

ここで改めて、モントリオールのバス、STMの乗り方について紹介します。

  • バス停には基本時間通りに来る

バスは基本的には時間通りにきます。市の中心部だと本数も多いし、渋滞で遅れることはあっても国民性の違いで遅れる、なんてことはありません。日本と同じ感覚で大丈夫でしょう。

一番左が平日、中央が土曜日、右が日曜日の時刻表。基本的には「〇〇行き」というより、「〇〇通り(を通るバス)」という表記がされています。

  • 道は一方通行が多いので進行方向に注意

気をつけなければならないのがこちら。モントリオールは基本的に道が狭く(100年以上前の建物が平気で残っているので、広い道という感覚がなかった?)たとえ二車線以上作れそうな道でも一方通行になっていることが多いです。すれ違いがギリギリということはなくて安全なのですが、必ず行きたい方向の道路かどうかを確認する必要があります。

ちなみにカナダはアメリカと同様左ハンドル、右側走行です。

  • 基本的には前乗り後ろ降り

バス停にバスがやってきたら、手をあげて乗る意思を示すと止まってくれます。乗り口は右側なので、運転手さんに挨拶した後乗ります。

降りる時は車内の紐を引っ張って合図をすると、「次止まります」のランプがついて止まります。そうしたら後ろのドアが開くので降りる、という仕組みです。

車内の電光掲示板、放送は全てフランス語のみです。現在時刻と目的地、次泊まるバス停を教えてくれます。

  • 運賃について

運賃は1回の乗車で3ドル50セント(注:私が乗った時は3ドル25セントでしたが値上げしたようです)。お釣りはないのでぴったり用意する必要があります。コインも指定されていますので、1ドルコイン3枚で乗ることは多分できないと思います。

コインの場合はそれを投入すると、ICチップが挟まれたカードが出てきます。このカードが大事で、乗り継いで行く時は2回目以降はそのカードをピッとするだけで、2時間以内であれば追加で料金を支払う必要がないのです!ただし同じ路線には2回乗ることができません。

ちょっとわかりづらいので図を書いて説明すると、

このように、目的地に行くのにAとBの2路線を用いて移動する必要があったとします。家から最初に乗るのはA路線なので、乗車する時にコインを入れて2時間チケットを受け取ります。乗り換えバス停(または地下鉄の駅)に着いたら降車し、2時間以内にB路線のバスに乗ります。その時は2時間チケットをかざせばOK。

そのチケットには、A路線とB路線に乗ったという情報が記録されているので、もうその路線に同じチケットで乗ることができません。従って、帰る時はまた3ドル50セント支払って乗る必要があります。

  • 運賃を安くするには?

3ドル50セントは日本円にすると約290円(1ドル83円で計算)。1回乗るにはいいですが頻度が上がるとちょっと痛い。ということで、安くなる方法がいくつかあります。

出典:http://www.stm.info/sites/default/files/pdf/en/tarifs.pdf

地下鉄の駅では回数券を購入することができるので、そこに行って購入するのがおすすめです。

私は毎日通うのにバスが必要ではなかったのですが、旅行するときのために10回で29ドルというものを2回くらい買ったかと思います。

また、今日はたくさん旅行するということがわかっている場合は、ワンデーパスや3dayパスを購入するのもおすすめです。

学割などは申し込めばできるようですが、留学生で認められるかは果たして不明。

iPhoneなら絶対入れるべき!おすすめアプリ

残念ながら日本では対応していないのですが、カナダでとても便利だった時刻表アプリがあるので紹介します。

それは「Transit」というアプリ。

Appleの地図と連携して現在地と目的地を入力すると、次のバスが何分後に着くかわかるというアプリです。Google mapでもいいのですが、乗り換えや複数経路の表示がよりわかりやすかったのでそれを愛用していました。

アメリカ発のアプリのようです。

早く日本でも対応しないかな〜!

次回は食事編を紹介します。

お読みくださりありがとうございました。

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