宝塚ファンになったきっかけ

宝塚

今回は、私が宝塚ファンになったきっかけを綴りたいと思います。

私が高校生だったころ(もう5年以上前です)、同じ部活の友人に宝塚の大ファンの方がいました。彼女は姉妹でファンで、確か北翔海莉さんのファンだったかと思います。

その当時は、宝塚って女性が男装しているんでしょ…お化粧が濃くて顔がよくわからないな…という印象でした。ただ、ものすごく舞台芸術のレベルが高くて、宝塚音楽学校に入るには20倍の難関試験をくぐりぬけるという途方もない挑戦をしなければならないということは知っていました。ちなみに、私はバレエも声楽も習っておらず、そもそも身長が今でも155㎝しかないので宝塚を受けようと考えたこともありません…おこがましくてできません。

そんな私が宝塚を見に行こうと思ったのは、2017年の春でした。当時、バイト代が少したまって、

何かおしゃれなことをやってみたい時期

だったんです。それでわたしにとって、「美の象徴」であった宝塚を見に行こうと、はるばる宝塚大劇場に行くことにしました。

どの組を見ようかと思った時に、まず惹かれたのは雪組の咲妃みゆさんでした。かわいらしいルックスでかわいらしい声。さらに「ちぎみゆ」コンビでよりそう姿を見て、なんて素敵なんだろうと思いました。

ただ、当時ゆうみさんは退団公演を迎えており、とてもじゃないけどチケットは取れない。また私は学生であり、平日出かけることはできない。そこで、夏休みに公演を行っていた月組の「All for One」を見ることにしました。でも、寄り添う娘役像が印象に残っていたので、男役も娘役もできるというちゃぴさんの触れ込みを見て「これは宝塚としては王道ではないんだろうか…」と不安でした。

ところが、本物の舞台をみて、

感動しました。

たまきさんはかっこいいし、ちゃぴは本当に美しいし、美弥さんは妖艶だし、敵役なのにれいこさんには惹かれるし、あまり予習せずに行ったのですが十分楽しめる内容でした。私はこの公演をみて、ちゃぴの大ファンになりました。

身長167㎝、福井県出身、A型。もとは男役として入団したけれど、龍さんのすすめで娘役に転向し、その人の相手役になる。娘役像を大きく超えた「ちゃぴ像」を創り上げ、2018年末に退団。今はアミューズに所属し、東宝エリザベート、ファントム、フラッシュダンスなど幅広い舞台でヒロインを演じる…。

写真を見ただけで心拍数が上がります。

泣き虫で、でもすごく努力家だと読みました。きっと大変なことはたくさんあっただろうと思われるのに一つ一つ乗り越えてきたと想像されます。それもまた、かっこいいです。

残念ながら、私の都合でその後の公演(カンパニーとエリザベート)は見に行くことができませんでしたが、夏の東宝エリザはきちんとチケットを確保し、観劇することができました。

私はファンクラブに入っていないし(友の会には入っています)、応援しているというよりファンなだけで貢献度はほぼゼロに等しいです。でも、あの月組公演を機に新しい世界が広がったので、見に行ってよかったと思っています。

その後は、あれよあれよという間に宝塚にハマり、今年はなんと3月までに3回も観劇する機会を得ることができました。

今は、特定の御贔屓を追いかけるというより、宝塚という世界が好きで、あの空間にいられるのが好きです。まだ縁がなく東京宝塚劇場を訪れたことがないのですが、いずれ訪れたいと思っています。また、スケジュール的に一つの組を応援すると追いかけられないこともあるので、幅広く観劇していきたいです。

今後の観劇予定は、星組の眩耀の谷花組のはいからさんです。

星組は今週末が初日。ロクモで大好評だった新トップコンビが大劇場でセンターをはります。観劇はまだ先ですが、SNSなどで感想を読むのがとても楽しみです。

お読みくださりありがとうございました<(_ _)>

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